国交省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」に採択された「北九州空港~朽網駅間の自動運転実証実験」において、北九州市、A-Drive株式会社、西鉄グループ等の事業者とともに、大型バスを用いた自動運転の走行試験を実施します。
実証実験概要
- 実証期間:2023年12月11日(月)~22日(金)(平日のみ)
※試乗対象便は12月12~22日の9日間 - 実証場所・運行ルート:北九州空港~朽網駅(ルート図は添付にてご確認ください)
- 自動運転レベル:レベル2(運転士が常時運転席にいて安全確認、適宜介入操作を実施)
- 車両:いすゞ自動車「エルガ」
- 主な関係者:
西日本鉄道株式会社(実証走行管理、遠隔監視の実施等)
西鉄バス北九州株式会社(車両運行、日常整備)
いすゞ自動車株式会社(自動運転バスの開発・提供)
アイサンテクノロジー株式会社(自動運転用3D マップ作製等)
株式会社ティアフォー(自動運転システム開発)
株式会社マップフォー(自動運転システム開発)
株式会社YE DIGITAL(スマートバス停の設置)
A-Drive株式会社(事業の計画立案、事務局運営)
九州工業大学(自動運転システムの新技術開発)
国土交通省(事業支援)
北九州市(国などとの調整)
公益財団法人北九州産業学術推進機構(全体調整)
本実証実験は、政府⽬標で推進する「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」の⼀環です。
国内有数のバス運行を手掛ける西鉄グループ等による一般道を使った自動運転レベル2(特定条件下での自動運転機能)の実験であり、将来の自動運転レベル4(特定条件下における完全自動運転)を目指した取り組みです。
本実証実験の中でマップフォーは、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」※を活用した自動運転システム、および運行ルート内に所在する連絡橋や開けた場所など3次元的特徴が限られる環境下でも安定して車両位置を推定できる車両向け複合航法システム「Eagleye」を提供しています。
※「Autoware」は、The Autoware Foundationの登録商標です。
※「Eagleye」は、マップフォーと名城大学 目黒研究室で共同開発されたシステムです。
参考⽂献
【報道発表資料】2023年9⽉25⽇ 北九州市産業経済局
国交省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」に採択