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日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門技術業績賞を受賞

株式会社マップフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:橘川 雄樹、以下「マップフォー」)は、名城大学 理工学部 メカトロニクス工学科の目黒淳一准教授と共同で、日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門技術業績賞を受賞しました。技術業績賞は、ロボティクス・メカトロニクスの分野で萌芽的あるいは発展性のある技術開発面での業績を挙げた個人または団体を表彰するものです。表彰式は2023年6月29日に、名古屋国際会議場で開催された「ロボティクス・メカトロニクス講演会2023 名古屋(ROBOMECH)」のプログラムの一つとして執り行われました。受賞テーマと受賞理由は以下の通りです。

受賞テーマ

「自動運転に資する測位/地図構築技術の開発」

受賞理由

自動運転に関する測位や新たな地図構築技術について共同での開発・製品化を進めており、特にGNSSを中心としたセンサ複合技術であるEagleyeを中心とした測位技術と、LiDARによるSLAMによる地図構築技術の統合において,学術と産業の両面で高い成果を上げている。
開発した技術の実用化例として、車載用のSEAMS LVでは車両を用いたデータ計測から地図作成をシームレスに実現している。
また、バックパック型のSEAMSでは、車両では計測困難な箇所に適用可能な計測システムとなっており、ロボティクス・メカトロニクスで培われた技術を応用し、他社に先駆けて販売した製品である。

橘川コメント

この度の技術部門賞受賞を大変嬉しく、光栄に思っております。名城大目黒先生とは、自動運転のためのGNSS測位、3次元地図、位置推定に関する共同研究を推進しており、研究成果をオープンソースソフトウェア「Eagleye」として公開、3次元地図作成のためのパッケージソフトウェア「MAP IV Engine」、3次元地図計測システム「SEAMS」として提供してきました。今後も「空間知能」のテクノロジー企業として、技術開発を推し進め、プロダクトの機能の拡張、性能の向上を通して、ユーザーの皆様への提供価値向上に努めるとともに、ロボティクス、メカトロニクス分野の発展にも寄与できるよう、尽力してまいります。

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