株式会社マップフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:橘川雄樹、以下、「マップフォー」)は2022年11月20日につくば市内で実施される自律移動ロボットの技術チャレンジである「つくばチャレンジ2022」に、ブロンズスポンサーとして協賛します。また、つくばチャレンジ2022に参加されるチームに、マップフォーが開発を進める3次元SLAMソフトウェア「MapIV Engine」のライセンスを無償で貸与します。
マップフォーは自動運転・自律移動ロボット技術のための3次元地図・位置推定技術を開発するテックベンチャーとして、ロボット開発に取り組む学生、研究者、エンジニアを応援したいという思いから、つくばチャレンジ2022に協賛させていただくことになりました。今回、参加者への支援の一環として、マップフォーの3次元地図作成ソフトウェアである「MapIV Engine」のライセンスを大会期間中に無償貸与します。「MapIV Engine」は、ROSベースのSLAMソフトウェアであり、3次元LiDARのセンサデータを用いて、高精度な3次元点群を生成することが可能です。作成された3次元点群は、小型移動ロボットへの搭載実績もある「Autoware」をはじめとするオープンソースソフトウェアや、その他のソフトウェアに活用できます。
特徴高精度(オープンソースSLAMとの比較)高速なオフライン処理様々なモデルの3次元LiDARに対応様々な計測方法に対応(車両、小型ロボット、バックパック等)
主な機能3次元LiDARを用いたSLAM機能スキャン歪み補正ループクローズ絶対座標付与(GNSS利用時)点群後処理ファイルフォーマット変換(PCD, PLY, LAS)点群外れ値除去2次元地図変換
貸与形態Dockerイメージ及びライセンスを提供
お持ちのPCに各自インストールしていただきます。
動作環境Ubuntu 18.04または20.04ROS Melodic/NoeticCPU: Intel Core i7 第9世代以上RAM: 32GB以上推奨 NVIDIA GeForceシリーズ GPU (GPUを用いた高速処理が利用できます)
貸与条件お申し込み受付は、正式な参加登録済みのチームに限ります。貸与ライセンス数は1チームにつき1つです。貸与期間は、2022年8月中旬~2022年11月30日です。貸与期間終了後も継続使用をご希望の場合は、個別でご連絡をお願いします。ソフトウェアに関するリバースエンジニアリングは固く禁止しております。つくばチャレンジ終了後にはソフトウェア利用に関するレポートのご提出をお願いします。期間中も随時ご意見、ご要望などを頂戴できると幸いです。オンラインでヒアリングをお願いする場合もございます。ソフトウェア利用に関するQ&Aは可能な範囲でのサポートとなりますが、ご了承下さい。
申し込み方法、お問い合わせ先
メールにて map4-office@tier4.jp まで、件名を「つくばチャレンジ SLAMソフトウェア貸与希望」として、以下をご連絡いただきますようお願いいたします。
チーム名代表者肩書、氏名ご担当者様のメールアドレスと電話番号