つくばチャレンジ2021に参加されるチームに、 当社が開発を進める3次元SLAMソフトウェア「MAP IV Engine」のライセンスを無償で貸与します。
「MAP IV Engine」は、ROSベースのSLAMソフトウェアであり、3次元LiDARのセンサデータを用いて、高精度な3次元点群を生成することが可能です。 オプションでIMUを複合することにより、振動が大きい計測データにおいても高精度な3次元地図を作成することができます。
また、GNSSも活用することにより、点群に絶対座標を付与することが可能です。
特徴
- 高精度(オープンソースSLAMとの比較)
- 高速なオフライン処理
- 様々なモデルの3次元LiDARに対応
- 様々な計測方法に対応(車両、小型ロボット、バックパック等)
主な機能
- 3次元LiDARを用いたSLAM機能
- スキャン歪み補正
- ループクローズ絶対座標付与(GNSS利用時)
- 点群後処理
- ファイルフォーマット変換(PCD, PLY, LAS)
- 点群外れ値除去
貸与形態
- Dockerイメージ及びライセンスを提供
お持ちのPCに各自インストールしていただきます。
動作環境
- Ubuntu 18.04または20.04
- ROS Melodic/NoeticCPU: Intel Core i7 第9世代以上
- RAM: 32GB以上
- 推奨 NVIDIA GeForceシリーズ GPU (GPUを用いた高速処理が利用できます)
貸与条件
- お申し込み受付は、正式な参加登録済みのチームに限ります。
- 貸与ライセンス数は1チームにつき1つです。
- 貸与期間は、2021年8月中旬~2021年11月30日です。貸与期間終了後も継続使用をご希望の場合は、個別でご連絡をお願いします。
- ソフトウェアに関するリバースエンジニアリングは禁止とさせていただきます。
- つくばチャレンジ終了後にはソフトウェア利用に関するレポートの提出をお願いします。期間中も随時ご意見、ご要望など頂けると幸いです。オンラインでのヒアリングをお願いさせていただく場合もございます。
- ソフトウェア利用に関するQ&Aは可能な範囲でのサポートとなることをご了承下さい。
申し込み方法、お問い合わせ先
メールにて、件名を「つくばチャレンジ SLAMソフトウェア貸与希望」として、以下をご連絡いただきますようお願いいたします。